ECSインスタンスの課金をサブスクリプションから従量課金へ変更する

このブログはAlibaba CloudのECSインスタンスで提供しています。 ECSインスタンスは月額サブスクリプションで毎月支払いを行なっているのですが今回従量課金(Pay-As-You-Go)へ変更したのでその手順を記録に残します。

公式ドキュメントで手順を確認

サブスクリプションから従量課金への切り替えはそのまま公式ドキュメントに説明があります。 こちら

ポイントをまとめると以下。2点目が気になるところでマニュアルを読む限りディスクリソースは切り替えできるがコンピューティングリソース(CPUやメモリなどのECSインスタンス)の切り替えはできない可能性が出てきました。

  • 課金方法を切り替えるインスタンスは、ステータスが 実行中 または停止済み である必要がある
  • 課金方法を変更できるリソースはディスクリソースのみ

課金方法の変更

実際のAlibaba Cloudコンソールで確認します。マニュアルから確認した以下の手順を実行していきます。

  1. 課金方法を変更するインスタンスを選択します。 [操作] 列から、 [詳細] > [設定の変更] > [従量課金への切り替え] をクリックします。
  2. [切り替え] ページで注意事項を読み、 『「ECS 利用規約」』 に同意します。
  3. [切り替え] をクリックします。

”従量課金への切り替え”を選択し実行します。

切り替え内容およびTermを確認します。 

なお、画面下部には予定される返金金額も案内されます。

切り替えを進めます。 数十秒で完了しました。

まとめ

サブスクリプションで購入したECSインスタンスですがオンラインでインスタンスを停止することなく従量課金に切り替えることが出来ました。 操作も上記で紹介した通り至極簡単な操作です。

今回、サブスクリプションから従量課金に変更した理由は毎月の支払いコストの削減を行うためにSaving Plan またはReserved Instance を利用するためです。 Saving PlanもReserved InstanceもECSインスタンスは従量課金である必要があるためです。 サブスクリプションはAlibaba Cloud特有の課金方式で1ヶ月や1年間単位で支払いすることで従量課金よりも安価に利用できます。 サブスクリプションでも特に困ってはいなかったのですがこのブログの提供も4年を超えECSインスタンスを変更することは今後ないだろうということでReserved InstanceまたはSaving Plansの3年に切り替える予定です。

以上