試用版のEntra ID P2 を解約し Entra Suite を購入する話

2週間前に資格試験対策(SC-200とかSC-300)で導入した Microsoft Entra ID P2 を解約する話です。  解約はしますが、Entra Suite の有償版をあらたに購入し Entra ID P2 によるセキュリティ強化は継続して利用していきます。

記録に残す理由は私自身のための作業記録なのと、気を付けないところが何個かあるのでその情報共有です。 

先にその気を付けないところについて説明します。 1つは有効期限が終了すると有料サブスクリプションに切り替わること(設定次第ですが)、もう1つは試用版の数量が25 ライセンスであることです。  意図せず、想定外に有償版に切り替わると Entra ID P2の25 ID 分の課金が発生します。 サブスクリプションの期間によりますが現時点で1か月の期間の場合だと 1,799円/月額なので、その25ID分となると 44,975円 の支払いが必要となります。 約4.5万円は小さくない出費なので気を付けましょう、という話でした。

余談ですが、不要な出費は私は何度かやらかしています。 最近だと Azure のPurview。 リソース無いので課金は発生しないだろうと思い込みで機能を有効化しました。 結果、数万円の支払いが発生することに。 あと、大分昔、10年以上前だとは思いますが、RemoteApp という名前でAzure上でリモートデスクトップサービスをDaaS的に提供するサービスを試用しました。 試用期間から有償に切り替わったところで請求を見てびっくりです。 20ID分の請求だったからです。 最低契約数が20IDと気づかずに1IDの分と勘違いした結果でした。Standardプランで 15USD/月を20人分の 300 USD を支払ったのです・・。 自分への戒めと次は繰り返さないように記録に残します。

試用版のEntra ID P2のサブスクリプションのキャンセル

先にポイントをお伝えすると試用版の継続請求をオフにすると、この時点でサブスクリプションは無効になります。 ギリギリまで使いたい場合は切り替え日直前にオフにするとよいでしょう。

Microsoft 365 管理センターにサインインします。

画面のメッセージでは”継続請求 オン、2026年10月25日に有料サブスクリプションに変更”になっていることが確認できます。 まずはこの継続請求を止めます。

製品 > Microsoft Entra ID P2 から “継続請求を編集する”をクリックします。

“有効期限切れに時にキャンセルする”のラジオボタンを選択します。

キャンセルに関するアンケートに答えます。 なぜかキャンセルをするためのリンクがグレーアウトして???、どうすればよいのかなと思いましたがマウスオーバーするとグレーアウトが解除されてクリック出来ました。

内容を確認してキャンセルを確定させます。

キャンセル処理が開始されます。

1~2分ほど待って完了です。

一覧でもサブスクリプションが無効になったことが確認できました。

試用版は月額請求をオフにすると、その時点でサブスクリプションが無効になる動作であることがわかりました。 もともとの更新切り替え日の10/24までは使えるのかとは思ったのですが試用版ということで即時無効のようでした。

これはアカウントの画面でみても確認できます。 Entra ID P2 は先ほどまでは1/25 だったのが 0/0となっています。

実際のP2が必要な機能の画面にアクセスすることで本当にEntra ID P2のライセンスは未割当になったことが確認できます。

例えば、ID保護のリスクベースの条件付きアクセスの画面で見ると”組織には、この製品にアクセスするための十分なライセンスがありません”との案内されています。

Microsoft Entra Suite の購入

次は Entra Suite の購入です。 購入はそれほど難しいことはないので紹介は簡単に。

マーケットプレイスに移動し”すべての製品”の画面を開きます。 ”すべての製品”に移動するのは検索しやすいためです。

検索で”Entra Suite”を探します。 ”詳細”をクリックします。

買い方ですが、月額よりも1年縛りや3年縛りにしたり、払い方も月額ではなく一括の方がディスカウントされます。 でも今回は月額サブスクリプションから始めることにします。 始めてみて ZTNA とか想定と違うな、とか、そもそも Entra ID P2は不要だな、とかなるかもなので。 昔クラウドの現場対応していたころからこの辺りはバリエーションありすぎて悩ませてくれるのがMicrosoftの良いところですよね。 Entra も Defender もP1でよければ Business Premium とかの方がお得になるし、Securityのセットのやつとかいろいろあって。 とりあえず、後戻りできるように月額から始めます。

この内容で購入を進めます。

なお、このEntra Suite も試用版は提供されています。 ただ、Entra ID P2と同様に試用版が切れると25 ID 分の課金が発生するのと、私自身が本当にそういうの忘れやすいので今回は試用版は使わずに1 ID 分を購入しました。

途中の画面は省略しますがライセンスの画面で Entra Suite が表示されることを確認できました。

あとはこれをユーザーに割り当てます。 無事割り当てできました。

条件付きアクセスの画面で Entra ID P2の権利をもっていることを確認します。

まだ、反映されないようです。 試用版のEntra ID P2 のキャンセル後はほぼ即時(1分後には反映)だったのですが、割り当てには時間がかかるのかもしれません。

一度、サインアウトし、再度 Entra 管理センターにサインインします。

ライセンス無の警告が消えたのでOKです。

以上