Titan Security Key を利用する話 #1 購入と初期設定

私が個人的に利用している Gmail などのサービスや Alibaba Cloud や Azure などパブリッククラウドの認証の強化する話です。 具体的にはハードウェアキーとして Google Titan Security Key を利用します。

今回は購入編ということで YubiKey などもあるなかでどうして Titan Security Key を選んだのか、その理由を紹介します。

どうして Google Titan Security Key なのか?

正直に明かしてしまうと、絶対に Titan Security Key じゃなきゃダメ! みたいな強いこだわりがあったわけではありません。

FIDO2(パスキー)に対応したハードウェアキーを探す際、誰もが一度は迷うのが業界トップシェアナンバーワンの 「YubiKey」 との比較だと思います。私も購入直前まで悩みました。

では、なぜ最終的に Google の Titan Security Key を選んだのか。両者を比較したポイントと決めてをまとめてみます。

YubiKey(青・黒)とのスペック比較

Web認証(FIDO2 / パスキー)用途に絞った定番の「Yubico Security Key(青)」および高機能な「YubiKey 5(黒)」と比べると、以下のような違いがあります。

比較項目Google Titan Security KeyYubico Security Key(青)YubiKey 5 シリーズ(黒)
参考価格約5,600円約5,500〜6,000円約11,000円〜
FIDO2 / パスキー対応対応対応
パスキー内部保存数最大250件最大100件最大100件(v5.7以降)
PC直接サインイン非対応非対応対応 (PIV/スマートカード)
対応端子USB-C(NFC対応)USB-C(NFC対応)各種

決め手になった3つの理由

  1. パスキー(Discoverable Credentials)の保存可能数が圧倒的
  2. 価格と機能のバランス(無駄な機能にお金を払わない)
  3. 「Google純正」という安心感と見た目のシンプルさ

1つ目の理由のパスキーですが、YubiKeyが100件なのに対し、Titan Security Keyは最大250件をキー本体に保存できます。今後あらゆるWebサービスでパスキー化が進むことを考えると、保存容量に余裕があるのは大きな魅力でした。

次にPC自体のログイン連携やCLI操作といった高度な機能(YubiKey 5シリーズが得意な領域)は自分には不要でした。ブラウザやスマホでのログイン保護が目的だったため、約5,000円台で買える必要十分なモデルがベストでした。 まあ、不要というのはちょっと嘘でして、Windows のサインインやクラウドのAPIをCLIでたたくところもやりたいなーとは思いつつ、1万円はなんかもったいないと。 まだ買ってはいませんが今後予備の準備も考えると2万円ですし、自分の性格的に頻繁に無くしてしまってそのたびに1万円のロストはつらいなーと。

最後の Google 純正について、Google べったりというわけではないのですが普段は Gemini 使いだったり、Google Workspace と Microsoft 365 両方使っているけど圧倒的に Google が使いやすく自分好み。ということで Google の Titan を選びました。

要するに、「PCログイン等の特殊な機能は要らないけれど、パスキーをたくさん保存できて、信頼できるメーカーのものを手頃に買いたい」 という自分のニーズに最も合致したのが Titan Security Key だった、というわけです。

どこで購入したか

Google ストアでオンラインで購入しました。  朝9時前に購入して翌日お昼前には届きました。

私が購入したのは以下の USB-A/NFC で 5,625円でした。 

昨日見たときは在庫切れでしたがUSB-C/NFC も同じ価格で販売されています。

実際に届いた箱は

中身。 上が本体で、下が C-A 変換。

詳しい情報を知りたい場合は?

詳しい情報を知りたい場合は Google の公式サイトで確認しましょう。 

https://cloud.google.com/security/products/titan-security-key#documentation

ドキュメントセクションでは以下の具体的な利用シーンごとの詳細情報が案内されています。

Google アカウントでセキュリティ キーを使用する

組織で MFA を適用する

Google Workspace で 2 段階認証プロセスを適用する

高度な保護機能プログラムでユーザーを保護する

Titan セキュリティ キーでフィッシング攻撃に対処

セキュリティ キーの未来

購入編はあまり伝えることがないので(インターネットで調べればわかる情報ばかり)ここまで。

次は色々なサービスに利用する話を紹介していきます。

以上