Azure Virtual Desktop #5 0x3000046 現在利用可能なリソースがないため、接続出来ませんでした

2日前に作ったばかりの Windows 11 のセッションホストに接続出来ません。

リモートデスクトップクライアントから接続先のアプリケーショングループをダブルクリックしたのですが、

”現在利用可能なリソースがないため、接続出来ませんでした。しばらくしてからもう一度試すか、問題が解決しない場合はテクニカルサポートにお問い合わせください”とのこと。　セッションホストをシャットダウンしているなどで利用出来ない場合にこのメッセージは表示されたことは過去に何度か経験があります。

接続する20分前くらいに手動で Azure Portal から Virutal Machine をパワーオンしていたのですが、操作ミスかなと思い Azure Portal を確認します。

仮想マシンの状態は “更新中” となっていることを確認。　つまり、起動完了していない状態。

ここでいう起動は OS ではありません。以下の通りブート診断ではOSは起動済であることは確認できます。

次にホストプールを確認していきます。　使用不可になっています。

原因を調べるために該当のセッションホストの情報を確認していきます。

使用不可。　理由は”VM に到達できないため、セッション ホスト情報を使用できません。これは、VM が割り当て解除されている、または休止状態であることの結果として発生することがあります。接続をブロックしているネットワーク エラーが発生しているおそれもあります。”とのこと。　最初に Azure Portal から Virtual Machine の状態が “更新中”となっていることを確認してますが、ここを解決するしないといけないことがわかります。

もう一度、Azure Portal の Virtual Machine の管理画面に戻ります。　状態が”更新中”となっているわけですが、この更新中とはどんな状態なのかを知ることが問題解決につながります。

まずはマニュアルを確認します。　Microsoft Docs にドキュメントが見つかります。URLはこちら。

と記事を書いていたら状態が”更新中”から”失敗”へ変わりました。

アクティビティログを確認すると起動処理は43分前に開始しつつも失敗と。　ただ、どうして失敗したかの詳細情報は確認出来ず。　JSONファイルでは”割り当てられた時間内に VM ‘win11-0’ が起動しませんでした。まだ VM が正常に起動する可能性があります。後で電源の状態を確認してください。\”}]}}”,”とのことで所定の時間起動してこないので失敗とステータス報告したよ、とのこと。

通知を見る限り、まだ起動を試みてはいる模様。　何回リトライして、何回失敗するとこのタスクが終了するかは不明。

ブート診断では Windows 11 自体は起動はしているので、再度 Virtual Machine の状態を確認していきます。

状態の失敗をクリックした後の詳細情報の画面が以下です。特に新しい情報は無いのですが、VM拡張機能の再適用ボタンがあるのでこちらを実施してみます。

また、状態が更新中になりましたが、根本原因を見つけて対処しないとまた30-40分後に失敗になるだけと予測します。

一度、停止します。　状態が停止済（割り当て解除）になったことを確認し、開始します。　しかし、問題は解消せず。

問題の診断と解決からトラブルシュートしようと思ったら、Azure側の障害が原因だったようです。

Resource Health のレポートも同内容で以下の通り。　Recommended Actions が”後ほど、最新の状態をこちらで確認してください”なのでAzure 側での問題解消を待つしかなさそうです。　　ただ、別のホストで仮想マシンを起動しようとしているとの説明はありますが間もなく60分なので単純に物理ホストが壊れて別ホストで起動して解決のような単純な問題ではなさそうかなと。　　

問題解決が何時になるのかわからないので後日また確認することに。